ついにアタゴのペンタイプデジタル糖度計 PEN-1st(≒PEN-J)を使ってみたレビュー!

5.0
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ブルーベリー-オニールの糖度-blueberry-oneal-brix
ブルーベリー-オニールの糖度-blueberry-oneal-brix

初めてデジタル糖度計を買いました。購入から数年後もたいへん重宝しています!

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アタゴのペン糖度計PEN-1st(≒PEN-J)

自分にご褒美!という名目といいますか、ついにアタゴのペンタイプの糖度計「PEN-1st(※2021年の時点でPEN-Jという上位機種しか存在しない)」という商品を買っちゃいました。海外製の贋作?のアナログ糖度計では境界線がぼやけて明確な数値がわからなかったので思い切ってデジタル糖度計PEN-1stを買ってしまいました。

キリンも大好き砂漠の果物、小玉スイカを収穫しました。スイカ苗は4本くらい植えたんですが、成長おもわしくなくも8個くらい結実してくれました。市販の小玉スイカは1個700円から800円くらいの価格ですから栽培コストは回収できたように思います。このうちいいのを3個を宅配で送りました。そして今度は初めて小玉スイカを我が家に1個だけ取り置くことができたので食べてみました。

メリット

PEN-1stを使うメリットは何と言っても上位機種であるPAL-1よりも価格が安いことです。ペン型なのでしっかり持ちやすく落としにくいです。果汁を専用の容器に垂らす必要なく糖度を測定できる便利さがあります。使わなくなった時の電池の出し入れも容易です!

デメリット 

2万円以上もした「アタゴのペン型糖度計PEN-1st」にもデメリットがあることがわかりました。それは検出方法事態に誤差があるため使用者の技能に結果が左右されるということです。正しく一貫した方法で測定しないと正確な糖度がわかりません。どれくらい誤差があるかというと、使い始めは8度くらい開きがあるものがありました。その後何度やってもやはり5度くらいは誤差が出まして誤測定をしているようでした。私の使い方が間違っているからであることは確かでして、プリズムから光を照射して屈折率を読み取るのですから、果実にペンを当てるだけでは測定条件がころころ変わりますので、まともな値が出るはずがありません

ペン型ゆえにいい加減な測り方ができてしまうのがこの糖度計のデメリットです。

しかし公式サイトには 「挿す」「浸す」「当てる」3つの測定が可能と書かれていますので、私の使い方「当てる」が間違っているとは思えませんが、その当て方に問題があるようです。ですので10回くらい同じサンプルを測定し、最も多く出た数値の中央値を糖度とすることが妥当であるように思います。

間違っても偶然出た極端な値を採用して測定者がインチキしないことがこのペンタイプの糖度計PEN-1stでは重要だと思います。そういう意味ではサンプルの汁を垂らすタイプの糖度計のほうが正確さは高く電池の消耗も少ないだろうと推測できます。

アタゴのペン糖度計PEN-1stでスイカの糖度を測ってみました

さっそくアタゴのペン糖度計PEN-1stで畑で採れたスイカの糖度を測定してみました。測定した部位はスイカの真ん中のおいしそうなところです。

小玉スイカの糖度を測定

小玉スイカの糖度を測定

アタゴ糖度計PEN-1stでスイカの糖度を測定しました。

この小玉スイカの糖度は・・・12度と出ましたが、11度とか、9.6度とか、測定するたびに異なる数値を出しました。小玉スイカを食べてみました。とってもおいしいです!!!少なくともこのスイカは私の凡庸な味覚では糖度9.6度ではないと思いました。特に種が密集しているあたりが甘いです。みずみずしくて甘くておいしいスイカが栽培できたことが嬉しかったです。この小玉スイカは可食部が多く、端まで甘かったです。

糖度の測定範囲はBrix 0.0~85.0%と幅広く、一台で様々なサンプルの測定に対応できます。私はジャムやポポーやサツマイモの糖度を測定したかったので85度まで測定できるペンタイプにしました。しっかり測定するには、一貫した測定方法を使用者が学習する必要がありますので誤測定の結果が正しいと誤解しやすかったり都合のよい値を示して自分や他人を騙したり、客観性を大事にできる人にしか上手に使いこなせないように思います。果物の糖度を測定する場合は容器に果汁を多く垂らして測定する方法が最も結果が一貫していました。ですので、下記のアナログの糖度計のほうが測る際に果汁が少なくて済みます。どのみち測定皿が必要であるならポケット糖度計のほうが簡便であるように思います。

果物に対しては「果肉に押し当てる」という使い方は適さないようであり、果汁に浸した時よりも糖度が数度上になりました。

ブドウ-マスカットオブアレキサンドリアの糖度-Muscat-of-Alexandra-Brix

ブドウ-マスカットオブアレキサンドリアの糖度-Muscat-of-Alexandra-Brix

その後もさまざまな果物の糖度を測るためにこの糖度計を使い倒しました!数年後に接触が悪くなりました。

アタゴ 手持屈折系 MASTER-53シリーズ

糖度が33%(※2016年当時のことであり2021年では53%)まで測定できてMASTER-ONEという2016年当時の糖度計の価格はおよそ8千円くらいです。さっと洗えて少ない果汁でも測れるので果物の糖度の測定に最も適していると思います。

2021年以降は物価が上がったためか1万3千円程度の価格帯となっています。型番はMASTER-53α、MASTER53-T、MASTER53-Mの3種類があり糖度は0%から53%まで測定できます。MASTER-53Mが一番安価で塩分や酸を含む食品の測定に適しています。

アタゴ PAL-1 ポケット糖度計

アタゴ-糖度計-PAL-1

定番のポケット糖度計です。果汁がこぼれる心配がなく、測定方法も一貫していますので信頼できますが53度までしか測定できません。センサー部分の清掃に手間がかかりそうです。

※後日談※ペン型糖度計と格安糖度計との比較

後日、別のスイカでペン型糖度計と中国製の2千~3千円の糖度計とで比較しました。ペン型糖度計がおおむね11.4度を示しているのに対し、中国製の安い糖度計は11.2度くらいを示して透明な果汁であったため、境界線もくっきりしていました。これは誤差の範囲内といえましょう。中国製の糖度計も果肉を入れずに透明度の高い果汁だけをプリズムの上に垂らすことでより正確性が増すのかもしれません。もしデジタル糖度計の出す数値に不安があれば、アナログの屈折糖度計で確認するという使い方をするとより信頼性が高まると思います。

PEN-1が廃盤となり糖度計はPAL-1が最有力に!

2021年になりアタゴのPEN-1stが廃盤となっていることに気が付きました。ペン型タイプではPEN-Jという糖度・濃度計があるようですが、価格を比較するとPAL-1のほうが安いです。

さらにおまけ、Brixについて

Brix計とは、液体の中の可溶性の成分の濃度を測定する機械で、そのまま糖度計というわけではないようです。おそらくこの糖度計でも味噌汁やスープの濃度も測定できると思います。ですから水分がほとんどである物体の液体の濃度の測定ですので、Brix計の出す値が必ずしもその野菜や果物の糖度と同じというわけではないようです(野菜や果物の正確な糖度を測定するときっともっとお金かると思います)。

例えば極端な例でいうと、水分が85%の果物と、水分が90%の果物とでは同じ糖度でも食べた時の甘さが違います。それから何度か糖度計を使ってみましたが、なるべく果汁だけの液体と果肉入りの液体とでは、やはり果肉入りのほうがBrixが高くでてしまう傾向にあり、たとえばイチジクや柿といったジュースの少ない果物はしっかりと果汁を絞り出して測定しないと他の種類の果物と比較しやすい条件にはならないことが想像できます。果物ではやはり液体部分のみを測定するようです。

さいごに結論をいいますと、同じ品種の果物中の糖度は数値の大小でおおよその比較することが可能であっても、リンゴとナシやレモンとイチジクといった可溶性成分の異なる果物の糖度や栄養が強化された品種とそうでない品種の糖度を比較することはおそらくBrix計では正確にできないだろうと思います・・・。

たとえばリンゴとブドウでは同じBrix値が出たとしても、おそらくブドウのほうが本来の糖度は少し高いだろうということです。品種によっても可溶性成分の量は違うので、1度や2度くらいのBrix値の違いがそのまま甘さの違いであるとは限らないと思います。

私もお勉強が苦手なので、Brix値をそのままわーい、糖度がでたー(*’▽’)とブログで言いたいところですが、ちょっと責任感じちゃいましたので調べてみました。

更新履歴

  • 2021年6月29日 ページを移転し記事の情報を新しく書き足しました。
  • 2016年8月16日 記事を公開しました。

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