ブドウの木の栽培記録 2021年版 7品種育てています!

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まったくの初心者がブドウの木を育て始めて数年が経ちました。栽培している品種はマスカットベーリーAとデラウェアとヒムロッドシードレスとクイーンセブンとマスカットビオレとヤマソービニオンの6品種です。お安い種類のブドウばかり育てています。できれば高級品種にも挑戦してみたいと思いつつ、あまりの難易度の高さに辟易しています。

そしてこの年の秋、ついにシャインマスカット(自根苗)を買いました!

ブドウの剪定を終えました 2021年4月2日

忙しく過ごしている間に冬が終わってしまいました。外が暖かくなってからブドウの剪定をしてたいへん後悔しています。というのもブドウが発芽をはじめるのは4月上旬です。気温が暖かいとブドウの木も活発になるので剪定した切り口から樹液がこぼれ落ちてしまいました。何度か癒合剤を塗って樹液を止めようと試みましたが、数日止まりませんでした。ブドウの剪定は寒い時期に行わなければいけないと猛反省しています。

これまで何年もブドウを植木鉢で育て続けてわかかったことはスカシバという枝の中を食害する幼虫とスズメガという葉をほとんど食する幼虫を単なる防虫網では防げないということです。昨年は完璧に不織布でブドウの木を覆ったにもかかわらず、クイーンセブンを覆っていた不織布の中がスズメガの幼虫だらけになってしまいました。

30cm径の深鉢1個あたりで生産できるブドウの実も2房程度までが精いっぱいということも割と確実になりました。

そういうわけで、今年から有機リン系の殺虫剤を使わざるを得なくなるかもしれません。

ブドウの発芽を確認しました 2021年4月11日

春になりブドウも芽吹いてきました。今回はなぜだかそれほど嬉しくありません。楽しみにしてました!という感情すら湧いてこなかったです。なぜなら確実においしいブドウが食べられるという保証がないからです。これまで安定してブドウを育てることすらできていないので、ブドウの有機栽培の難しさを骨身に染みて実感しています。毎年ものすごく凶悪な害虫にブドウの幹や葉を食われるので、試行錯誤しても害虫を食い止めることができずに落胆するばかりです。

ブドウ-ヒムロッドシードレス-Himrod-seedless-2021年4月11日-GoodGDN
ブドウ-ヒムロッドシードレス-Himrod-seedless-2021年4月11日-GoodGDN

こちらの写真はヒムロッドシードレスの様子です。本来なら長梢栽培なのかもしれませんが、植木鉢では思うようにいかず誘引が難しいです。

有機栽培の限界を感じ、慣行栽培に切り替えました 2021年5月2日

これまでブドウの有機栽培を試みておりましたが、防虫ネットを掛けても、不織布で覆ってもスカシバやスズメガが発生してブドウがまともに収穫できませんでした。ブドウの有機栽培に限界を感じましたので遂に家庭用のボトルで売ってる殺虫剤「カダンプラスDX」というフマキラーの有機リン系殺虫剤を1回だけ散布しました。というのも茶色いカミキリ系の害虫がマスカットビオレというブドウの新梢に留まっていたからです。マスカットビオレは購入してから一度も実をつけたことのない、我が家ではとてもデリケートな品種なので数年育てた末に害虫に枝の中を食害されて枯らせてしまっては落胆の度合いが大きいです。

花穂が出はじめ、殺虫剤を散布しました 2021年5月23日

この時期は野菜の植え付けで忙しく、なかなか果樹の見回りができません。畑に行く前に庭にあるブドウの木を見たらクイーンセブンの木にスズメガの幼虫がいるようです。作業の合間を見てコメリまで殺虫剤を買いに行きました。今回使用した殺虫剤は「スターガードプラスAl 850ml」という混合農薬です。前回は誤って「カダンプラスDX」というスプレーを使ってしまいましたが、今回のスターガードプラスAlはブドウに適用されている農薬です。初心者には殺虫剤の使い方すら難しく思います。そしてマスカットベーリーAを摘心しておきました。

20210523-ブドウ-マスカットベーリーAの花穂-Muscat-Bailey-A-2021年5月23日-GoodGDN
20210523-ブドウ-マスカットベーリーAの花穂-Muscat-Bailey-A-2021年5月23日-GoodGDN

マスカットベーリーAの花穂の様子です。昨年は害虫にやられ放題だったせいで今年は少ないです。これまでは有機栽培で頑張ってきましたが不織布を掛けても虫が入ってしまいます。ブドウの有機栽培はもう無理です。

ジベレリン処理 1回目を行いました 2021年5月30日

マスカットベーリーAの花穂-Muscat-Bailey-A-2021年5月30日-GoodGDN
マスカットベーリーAの花穂-Muscat-Bailey-A-2021年5月30日-GoodGDN

実はブドウのジベレリン処理のことをすっかり忘れていました!ホワイトモグタンさんの果樹栽培ブログでジベレリン処理をされたという記事を見てから慌てて1回目のジベレリン処理を行いました。農薬の収納箱を粗探しすると、いつ買ったか覚えていないジベラ錠が出て来ました。残り3粒あったので1粒を50ccの水に溶かしてマスカットベーリーAにやりました。

ブドウ-デラウェアの栽培-grape-delaware-2021年5月30日-GoodGDN
ブドウ-デラウェアの栽培-grape-delaware-2021年5月30日-GoodGDN

その後に畑に行ってみると放任栽培しているデラウェアから大量の花穂が出ていました!!!忙しくてデラのことまで構ってあげられてなかったです。こちらも慌ててジベレリン処理をしようと草を刈っていたところ、溶液を入れたジップロックという袋を置いた途端に中身がこぼれてしまいました。残りの僅かな液でデラの花穂を溶液に浸すも足りず、家に戻りまた1錠を使いました。

この品種は放逐したのに植木鉢で囲っている時よりも元気に育ち、とても強健です。

ブドウ栽培-支柱のジョイント-仕立て方-2021年5月30日-GoodGDN
ブドウ栽培-支柱のジョイント-仕立て方-2021年5月30日-GoodGDN

同じ日に鉢植えブドウの支柱をつぎ足しました。マスカットビオレも過保護に育てて一度も実がなっていませんが、枝が太くなってきて何とか樹形が整いつつあります。

ブドウ-ヒムロッドシードレスの栽培-Himrod-seedless-2021年5月30日-GoodGDN
ブドウ-ヒムロッドシードレスの栽培-Himrod-seedless-2021年5月30日-GoodGDN

こちらはヒムロッドシードレスの鉢植えの様子です。かなり手こずっているので花穂が出ませんでした。仕立て位置が低くなりかなり後悔しています。

一体ブドウの木を植えてから安定して実がなるまで何年くらいかかるのでしょうか?気が遠くなりそうです。

ジベレリン処理 2回目を行いました 2021年6月日12日

ブドウ-マスカットベーリーA-ジベレリン処理2回目-Muscat-Bailey-A-GoodGDN
ブドウ-マスカットベーリーA-ジベレリン処理2回目-Muscat-Bailey-A-GoodGDN

前回から約2週間後にブドウのジベレリン処理2回目を行いました。ジベレリンの濃度は100ppmです。前回は溶液に花房を直接浸す過程で液をこぼすという失態を犯してしまいました。その反省から今回は房を液に浸すのではなくジベレリンを房に吹き付ける方法を考えました。

とはいってもどれくらいの量が必要かわからないので今回は協和発酵のジベレリンを使いました。

ブドウ-デラウェア-ジベレリン処理2回目-Grape-Delaware
ブドウ-デラウェア-ジベレリン処理2回目-Grape-Delaware

畑に放置しているデラウェアの房の数が今年は多く、住友化学ジベレリン錠Sのタブレットでは液量が足りませんでした。協和発酵のジベレリンの粉末を半袋使うと150cc程度の液ができました。この液をデラウェアの実に噴霧すると作業がはかどり液量も節約できました。

ジベレリン処理 3回目を行い袋掛けをしました 2021年6月20日

ブドウ-デラウェアの袋掛け-Grape-Delaware
ブドウ-デラウェアの袋掛け-Grape-Delaware

2回目のジベレリン処理から1週間が経ちました。前回の時点でデラウェアの房の生育に差があったので3度目の処理を行おうと畑に行きました。実が小さな房と大きな房がありました。3度目のジベレリン処理をした理由は大量に溶液が余っていたからでした。

ブドウ-デラウェアの袋掛けと誘引-Grape-Delaware
ブドウ-デラウェアの袋掛けと誘引-Grape-Delaware

袋掛けをした後のデラウェアの木の様子です。袋がもったいないので無袋の実もいくつか残してあります。このように枝が地面に這うような形にいなっていたので棚にできそうな枝をいくつか立てて誘引しました。まさかデラの育ちがこれほど良いとは思っておらず今まで放置気味にしていました。耐病性もあり育てやすく日本で戦後50年にわたり受け入れられた理由がわかります。

本気のブドウの鉢植え栽培 2021年6月23日

ブドウ-マスカットベーリーA-Grape-Muscat-Bailey-A
ブドウ-マスカットベーリーA-Grape-Muscat-Bailey-A

せっかくなので現在のブドウの鉢植えがどのようになっているかお伝えしたいと思います。ブドウの苗木はデラウェアを除いてすべて植木鉢で育てています。というのも近年ハクビシンが畑を闊歩するようになりブドウを露地栽培するためには防獣網が必須となりました。しかしあれもこれもと網を使うとその費用が高く付くので庭で育てたほうがまだ安上がりなのでございます。

ブドウ-マスカットビオレ-Grape-Muscat-Violette
ブドウ-マスカットビオレ-Grape-Muscat-Violette

植木鉢に支柱を立ててコンパクトな形にまとめてあります。これはマスカットビオレの短梢栽培に向けた樹形づくりの途中です。マスカットビオレの栽培は難しいとされており、これまでビニール袋の中で育てていました。この年からは慣行栽培に切り替え有機リン系の殺虫剤を2度ほど噴霧しています。

殺虫剤を散布することで葉や茎の中を害虫にかじられることが無く、枝がいつもより太く育っているように思います。結果として自らが毒を食らうことで害虫を制すという格言のパロディーとなりました。

2021年7月4日 殺虫剤のスターガードプラスALを散布しました

ブドウのヒムロッドシードレスとクイーンセブンに「アースガーデン スターガードプラスAL」という殺虫剤を散布しました。ヒムロッドシードレスの葉は何かの虫に食われていました。今回でスターガードプラスALを使ったのは2回目です。

これまでは有機栽培を目指しておりましたが防虫ネット越しに産卵されるせいか毎回ブドウ栽培は失敗に終わっていました。この年4度目の有機リン系殺虫剤なのでちょっとやり過ぎな気もします。まだ実がなっていない木なので大丈夫と思いますけど散布するたびに自分の身も危うくしているので安全とはいえません。今年の殺虫剤の使用はこれでやめておこうと思います。

ブドウにハマキムシが発生しました! 2021年7月11日

この日は庭の桃の木にハマキムシが出ていることに気が付いていましたが、まさかのブドウの木にもハマキムシが寄生していました。先週は農薬のスターガードプラスALという殺虫剤を散布したのに全く効果がなかったようです。この農薬の主成分はジノテフランというネオニコチノイド系殺虫剤とのことです。このハマキムシは意外と栄養を奪うようで、鉢植えの桃の実が大きく育ちませんでした。

ハクビシンにやられた!?デラウェアを収穫しました 2021年8月13日

ブドウ デラウェアの収穫 DELAWARE GRAPE FRUITS 2021年8月13日
ブドウ デラウェアの収穫 DELAWARE GRAPE FRUITS 2021年8月13日

畑に行ってみるとデラウェアの袋がぐちゃぐちゃになって地面に落ちていました。まさか動物さんがブドウを食べるとは。よほどおいしかったのでしょう。仕方ありません、無事だった袋を持って帰りました。どう見てもイマイチな実ばかり。ハクビシンにとっては1食分くらいの量でしょうか。あの動物は365日、毎日何を食べているのでしょうね。この町内の農作物だけで元気にやっていけるのでしょうか!?

マスカットベーリーAを収穫しました! 2021年8月28日

ブドウのマスカットベーリーAを除袋しました!Muscat-Bailey-A 2021年8月28日
ブドウのマスカットベーリーAを除袋しました!Muscat-Bailey-A 2021年8月28日

もうそろそろ収穫かな?と思い、庭の植木鉢で育てているマスカットベーリーAの袋を破ってみました。完熟を通り越して裂果しかけていました。この年の8月の後半は、雨天が続いて日照不足だったのに、意外と実の色が濃くなっていました。

ブドウのマスカットベーリーAを収穫しました!Muscat-Bailey-A 2021年8月28日
ブドウのマスカットベーリーAを収穫しました!Muscat-Bailey-A 2021年8月28日

今回収穫できたマスカットベーリーAの実は合計2房しかありませんでした。この植木鉢では2房が精いっぱいのようです。なんだかちょっと物足りない気がします。でもこの品質で大量に収穫できても嬉しくないかもしれません。

ブドウのマスカットベーリーAの糖度を測定しました!Muscat-Bailey-A 2021年8月28日
ブドウのマスカットベーリーAの糖度を測定しました!Muscat-Bailey-A 2021年8月28日

マスカットベーリーAの糖度を測定しました。この品種の標準的な糖度は満たしているようです。素人の私にしては、うまくできたほうです。なにせ、ほとんど放任していましたから。世の中にこれより糖度の高いブドウがなければベーリーAは大絶賛される品種でしょう。でも巷にはもっと高糖度のブドウがたくさんあるのでベーリーAに特別感はありません。

ただ、世の中の人が高糖度ブドウの存在をどれほど認識しているかというと、そんなに興味は無い気がします。というのも行列してまでマスカットベーリーAを買いに行く人がいるくらいです。ベーリーAは味よりもブランド力のおかげで需要が生じていると思います。

シャインマスカットの苗木を買いました! 2021年9月27日

ついに、誘惑に負けてシャインマスカットの苗木を買いました。こんなにたくさん苗木があって実を付けたことのない木もあるのに下手な私が育てて大丈夫かな?ご近所さんもシャインマスカットを育てて成功しているので私も育ててみることにしました。できれば接木苗がよかったのですが、地元には自根苗しか売っていませんでした。高糖度のこだわらずに育てたいと思います。

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