柿の木の栽培記録 麗玉と富有と次郎で仲良く交配のはずが!2021-2022年版

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自宅の庭(果樹園)で三種類の柿の木を有機栽培しています。品種は富有ふゆう柿と次郎柿と麗玉れいぎょくです。趣味とはいえ本気でやらないと収穫が困難になるので真面目に楽しく育てています。

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柿の木の栽培日記 2021年

かねてより落葉病とカイガラムシが我が果樹園では二大病害虫としてはびこっております。昨年はそれらに加えてイラガの大量発生がありました。そのため富有柿に至ってはまともに収穫することが困難となり一年無駄になりました。昨年(2020年)は麗玉の初結果があり食味はやや軟らかく少々期待していた風味と異なり太秋の導入を検討する程でした。さてはて今年(2021年)の柿の栽培はどうなることやら。

イラガの繭取りを行いました 2021年1月17日

柿の木を観察してみるとイラガのまゆが至る処に付いていました。特に一番多かったのが幹の根元です。なぜそのような寒い場所にたくさん卵があるのか不思議に思いました。確かに木の根元は人間に見つかりにくい場所ではありますが、樹皮の中に隠れているわけでもなく除草していれば一目でわかります。自然状態の樹木は除草していないのが通常なので、その前提に立てば木の根元は敵に見つかりにくいといえましょう。

無情になりながらもイラガの繭を駆除していきました。勢い余って少々顔に汁がかかりましたが眼鏡をしていたので何とか無事でした。虫さんが可哀そうですが生存競争ですから綺麗事は言っておれません。食糧を生産しはじめると動植物に対して善人のままではいられなくなりました。次からはゴーグルを付けてやろうと思います。

柿の木の剪定を始めました 2021年2月14日

厳冬げんとうが過ぎ春の陽気となったこの日、柿の木の本格剪定をはじめました。手始めに最古参の富有柿と次郎柿の剪定を行いました。昨年は剪定が甘くて大きな実を得ることができませんでした。品質の悪い富有柿は家族にそっぽを向かれ、やむなく廃棄する結果に終わりました。フードロス削減と言われる昨今、時流に逆行してしまいました。

剪定をしていると暑くなってきたのでコートを脱ぎました。久しぶりの春のポカポカ陽気です。2時間ほどでひとまずの作業が終わりました。

後で園芸店に行ってみると太秋たいしゅうという品種がやたら気になりました。太秋は地元では売ってないので県外の農産物直売所まで行かないと買えない種類です。昨年はCOVID-19のせいで県外に遊びに行くことができず太秋を味わうことができませんでした。

追加で柿の木を剪定しました 2021年2月21日

富有柿-柿の木の剪定-Persimmon-Fuyu-pruning-tree-2021年2月21日
富有柿-柿の木の剪定-Persimmon-Fuyu-pruning-tree-2021年2月21日

まとまった時間がとれたので柿の木の剪定を仕上げました。切り口には殺菌剤入りの癒合剤「トップジンMペースト」を塗りました。この癒合剤は少量サイズ(チューブ入り)と大容量サイズ(チューブ入り)、業務用サイズ(バケツ入り)の3種類が販売されています。イラガの繭もなるべくしっかり取っておきました。

麗玉柿の木-Persimmon-Reigyoku-tree-2021年10月21日
麗玉柿の木-Persimmon-Reigyoku-tree-2021年10月21日

こちらの写真は麗玉(れいぎょく)という名前の柿です。購入してから太秋(たいしゅう)にすればよかったと微妙に後悔しております。まだまだこれからの品種ですので食味が良くなってくるかもしれません。同時期に太雅(たいが)という品種も発売されておりましたね。

次郎柿の木-Persimmon-Jiro-tree-2021年2月21日
次郎柿の木-Persimmon-Jiro-tree-2021年2月21日

冬の次郎柿の様子です。この木は樹勢が適度で小さくまとまってくれて助かっています。富有柿の木は樹勢が強くて剪定も少々面倒でした。

麗玉柿が枯れました 2021年4月25日

温かくなっても麗玉柿が芽吹きませんでした。どうやら枯れたようです。山形県の園芸店から遠路はるばる取り寄せて育ててきたのに高い買い物をしただけとなってしまいました。枯れた理由がわからず無念でなりません。でもあの場所には何かあると思っています。以前も花ひろばで買って来た梅の木をあの場所に植えたら枯れてしまったのです。もうブランド物の柿を栽培することは二度とないでしょう。除草剤は今まで一度も使ったことがないので原因ではないと思います。

その場所のことを思うと色々な事が走馬灯のようによみがえって来ました。元気なころのご近所のおじいちゃんの姿を思い出しました。その方はいろいろな病気を患った末に昨年は畑をやめられて往生なさいました。去って行かれたご近所のおじいちゃん。思えば一緒に畑を楽しんでいた頃が楽しかったです。

トアロー水和剤と銅水和剤を散布しました 1回目 2021年5月3日

いつの間にかゴールデンウィークとなり柿の葉も本格的に芽吹いてきました。麗玉柿が枯れたので急遽、太秋(たいしゅう)という品種を買って植木鉢に植えました。麗玉は買ってすぐ畑に植えたのでうまく育たなかったのかもしれません。前から太秋のほうが良いと思っていたのである意味都合がよかったです。柿はデリケートなんですね。やたら世話が焼ける果樹です。

この日は天気がよく、一週間ほど大雨が降らなさそうなのでトアロー水和剤と銅水和剤を散布しました。トアロー水和剤はハマキムシやイラガ類に適用があると書かれて柿にも使えます。昨年はイラガの繭が数多く越冬していたのでテデトールしきれなかったものがいくつか残ってしまいました。刺されないうちに有機JAS系の農薬で駆除したいと思います。

柿の花が咲き実がなりはじめました 2021年5月30日

次郎柿の栽培-柿の花-Persimmon-Jiro-2021年5月30日-GoodGDN
次郎柿の栽培-柿の花-Persimmon-Jiro-2021年5月30日-GoodGDN

前回の有機栽培用の農薬の散布日から27日が経過していました。この年は梅雨入りがとても早かったので前回の散布効果も消えていることでしょう。有機リン系の農薬の効果期間は約1か月なので、BT剤のような効くか効かないかわからない程度の農薬の効果期間は短いことでしょう。銅水和剤は何もしないよりかは効いていると思います。今のところ慣行栽培に切り替えることは考えていません。柿の木は大きいので散布量も必要となってくるので慣行栽培用の農薬は使いたくありません。

この写真は次郎柿の花が咲いたところです。

次郎柿の栽培-柿の蕾-Persimmon-Jiro-2021年5月30日-GoodGDN
次郎柿の栽培-柿の蕾-Persimmon-Jiro-2021年5月30日-GoodGDN

こちらは次郎柿の蕾の様子です。

富有柿の栽培-結実-Persimmon-Fuyu-2021年5月30日-GoodGDN
富有柿の栽培-結実-Persimmon-Fuyu-2021年5月30日-GoodGDN

こちらは富有柿の実の様子です。

お気づきになられたでしょうか?

富有柿と次郎柿は開花時期が違うようです。富有柿のほうが早く開花が終わっていたようです。既に麗玉も枯れてしまったので花粉を周辺にある在来種に頼るしかありません。念のために太秋も植木鉢で育て始めました。受粉するかどうかは訪花昆虫の気分次第です。

柿の木にイラガが大量発生しました! 2021年9月5日

富有柿の木にイラガの害虫が大量発生しました! 2021年9月5日
富有柿の木にイラガの害虫が大量発生しました! 2021年9月5日

果樹園を草刈りしていたら、柿の木にとてもたくさんのイラガの害虫が発生していました。とてもテデトールでは対処できない数でのため、あきらめてスターガードプラスという有機リン系の殺虫剤を散布しました。これまでの柿栽培で慣行栽培用の農薬を使ったのはこれが初めてです。後悔はしていませんが、やはり来年からはまた有機栽培に務められるように対策を考えたいと思います。昨年もこの時期にイラガが発生していたことは越冬していた繭の数から間違いないと思います。その時は見回りをしていなかっただけでこの惨状に気づいていませんでした。

次郎柿を収穫しました! 2021年10月10日

次郎柿の収穫 Jiro Persimmon harvest 2021年10月10日
次郎柿の収穫 Jiro Persimmon harvest 2021年10月10日

次郎柿を試しに1個収穫しました!これは袋掛けをしてあったものです。見事に良い状態の柿を収穫することができました。

富有柿と次郎柿を収穫しました! 2021年10月17日

富有柿の収穫 2021年10月17日
富有柿の収穫 2021年10月17日

収穫にはまだ早いのに家族が勝手に柿の実を収穫してしまいました!まず富有柿3個。試食してみるとまだ硬かったです。甘みは少しありました。

次郎柿の収穫 2021年10月17日
次郎柿の収穫 2021年10月17日

お次は次郎柿です。今年の収穫はこれで最後です。次郎もまだ実が硬かったです。でも1週間ほど置いておいたらちょうど食べごろの硬さになっていました。甘さも富有柿より高く、おいしい柿でした!

富有柿の収穫-2021年10月17日
富有柿の収穫-2021年10月17日

そして最後は再び富有柿。写真ではわかりにくいですが、この実だけは「かなり大きい」サイズでした。自然摘果されすぎて大きくなったのでしょう。これらの柿のほとんどは祖母に宅配便で送ってあげました!私は1個分も食べてなかったです。これで、今年の柿栽培は終わりです!

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柿の栽培日記 2022年

新たに太秋を植えました。

太秋の定植 2022年3月19日

太秋柿の苗木を畑に定植しました
太秋柿の苗木を畑に定植しました

柿の木を育て始めて9年目くらいです。初心者の頃は一度植えたらもう何もしなくてもいいと思っていました。しかし富有柿や次郎柿を植えただけでは花粉がないので町内の柿の木から運良く花粉をも割らないと結実せず、太秋を畑に植えることにしました。なぜかこの付近に植えた木はすぐに元気がなくなり枯れてしまうので、植木鉢で養生してから植えました。何が楽しくてこんなことをやっているのか自分でももうわからなくなりました。喜んでくれる人がいるからやっているだけで、私ひとりが楽しめるか?というと楽しめないと思います。そう思うと、幸せとは何なのかと考えずにはいられないのです。家族のために生きることは幸せです。でも、自分のために生きようと思ったらそんなに嬉しくもないのです。

農薬を散布しました 2022年5月4日

太秋柿の苗木の様子 2022年4月23日
太秋柿の苗木の様子 2022年4月23日

振り返れば昨年は慣行栽培用の農薬を1度使ってしまいました。今回も前年と同じように次郎柿と富裕柿に対しトアロー水和剤とイオウフロアブルを散布しました。これらは有機JAS適合農薬なので人や他の生物に対し安全です。既に1cmくらいの毛虫がいくつか柿の木についていました。植えたばかりの太秋にはスターガードプラスALという慣行栽培用の農薬を使いました。以前麗玉の苗木を枯らせてしまったことへの反省から、当面は幼苗に対し慣行栽培用の農薬を使うことにしました。

太秋柿の蕾 2022年5月4日
太秋柿の蕾 2022年5月4日

こちらは太秋柿の蕾の様子です。いくつか花が咲きそうです。この品種は雄花の花粉がとても少ないそうです。結実に期待せずに育ててみようと思います。柿の木はなりすぎても困るので花粉は少ないくらいがちょうどよいかもしれません。

富有柿の木 2022年5月4日
富有柿の木 2022年5月4日

定番の富有柿の木です。近くに花粉提供樹が無いため毎年貧産あるいは未熟果のまま落果しています。今回は樹勢が弱いように思います。昨年イラガがたくさん発生していたようなので木に栄養が蓄えられていないのかもしれません。

木が大きくなってきて2m以上になってしまいました。何とか低木に抑えたいのになかなか剪定がうまくいきません。

次郎柿の木 2022年5月4日
次郎柿の木 2022年5月4日

次郎柿の木の様子です。剪定を怠っているせいか葉の密度が高くなりました。日陰になっている葉も多いので害虫の休憩場所になりそうです。今の内に少々剪定をしたほうがよいのかな?

次郎柿の蕾 2022年5月4日
次郎柿の蕾 2022年5月4日

こちらの写真は次郎柿の蕾の様子です。2022年は樹勢もよく花の付きも良さそうです。

毛虫 柿の木の害虫 2022年5月4日
毛虫 柿の木の害虫 2022年5月4日

柿の木にはこのような小さな毛虫が何匹も付いていました。蛾(ガ)の幼虫であることは間違いなさそうです。害虫の種類まではわかりません。ガもチョウ目(チョウチョの一種)なのでBT剤が効きそうです。BT剤の散布頻度について、ネットで見た情報を参考にすると雨が降らなければ2週間ほどは効果が持続しそうです。これまでは栽培期間中にトアロー水和剤を1~2回しか使っていなかったので使用頻度を増やしたいと思います。

有機リン系の殺虫剤と違って有機JAS適合農薬は使っていて安心度が違います。散布している時の心理的な安心感が違うのです。

太秋が落果しました 2022年7月3日

富有柿の栽培 2022年7月3日 Persimmon Fuyuu tree
富有柿の栽培 2022年7月3日 Persimmon Fuyuu tree

初めて実を付けた太秋柿。残念ながら落果しました。富有柿は実がなっていました。柿の気持ちはわからないので、どうして実が残っている柿と残っていない柿があるのかわかりません。確かに近くに別の畑に植わっている柿の木があるものの、少し場所が離れているので受粉できたのかは疑問です。

次郎柿の栽培 2022年7月3日 Persimmon Jiro tree
次郎柿の栽培 2022年7月3日 Persimmon Jiro tree

この写真は次郎柿の様子です。富有柿よりも元気そうで、なぜかたくさん実がなっていました。肥料からうまく栄養が吸収できたのかもしれません。この後柿の下草を草刈り機で刈り取りました。除草しないほうが水分が保たれていいという人もいますが、実際のところ地面はカラカラに乾燥しておりました。

雑草の性質上、干ばつ状態では草が余計な水分を排出することは無いと思います。その状態で久しぶりに雨が降ったとしても水分と養分の取り合いになるので刈り取ってその場所に置いて草マルチにしたほうがいいかなと思ってます。しかも先日、草むらで長~い蛇を見つけました。マムシではなかった気がしますが、そういった危険な生物が草むらに潜んでいることもあるので草刈りはしっかりしておこうと考えています。草むらの中に毛虫もたくさん見かけるので。

BT剤を散布しました 2022年8月7日

今年はイラガ対策にトアロー水和剤にアビオンEを添加したものを柿の木に散布しました。5本ある柿の木のうち一番古い1本だけが葉が黄色くなって元気がありません。幹の中にいる細菌が全体に広まったのかな?と想像するもどんな対策をすればよいのやら。摘果したほうがよいのだろうか。

柿の苗木の入手方法

こちらでご紹介しました品種は通販でもご購入いただけます。次のリンクは苗木の通販ページ(外部サイト)を紹介しています。

ご興味がございましたらご覧ください。

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